コンセプトを決めずに飲食店を始めるとこうなる

開業編

こんにちは!お世話して下さい!(切実)

親のすねかじって夢叶えちゃったチート野郎こと、すねっかじりムスメのまいくまです。

私、10年程前から母上と夢の“カフェ”を営んでおります。

今回は飲食店だけじゃなく、

この世のありとあらゆる、商売という商売に通ずる

“コンセプト”のお話をさせて頂きたい!!

「俺、一人で店やるつもりなんで店のポリシーとか共有する必要も無いし関係ないっすー」

「ただ料理が好きなだけなんで、小難しいことはちょっと…」

「そういうの、頭の中で出来上がってるんで大丈夫っす!」

NON NON NONですよ!ノンノンノン!!

一人でやろうが百人でやろうが、

難しかろうが楽勝だろうが、

決める!

文章にする!

なんで珍しく強気?

そうですよね…いつもゆらゆらオヤのすねをかじってる私がなんでここまで強く言い切るかと言いますとですね

私自身がコンセプトを決めないままお店をオープンさせたからです!!

そして、そしてその事に結構ジワジワジンジン割と長いことクビをシメられてきたからです!!

これから自分のお店を持つんだ!!っていう夢と希望に溢れた読者様の

反面教師にでもしていただければ、幸いでございます。

“コンセプト”とはなんぞや?

さてさて、偉そうに「決めろ!」「文章にしろ!」と、のたまわせていただきましたが

そもそもコンセプトって何ですか?って話ですよね。

とりあえず、都会でオシャ界隈とかシゴデキな人が使ってそうなワードですよね〜

「うちは『こだわりのオーガニックで、ウェルビーイングなライフスタイルを提案。』してますねー」的な。

ん?カフェ?雑貨屋???ウェルビーイングとは??ていう⋯

「え〜自分がやろうとしてるの田舎の定食屋だし関係ないかも〜」

「“ドッグカフェ”って言ったらそれ以上でもそれ以下でもナイでしょ。」

NON NON NONですよ!ノンノンノン!!

ここサボっちゃうとあとで効いてきますよ〜

苦労しますよ〜

そう!この私の様に!!

で、結局、

“コンセプト”ってなんなのさ?

ですね。お待たせしました。

飲食店でいいますとですね

“一発でどんな店なのか伝わる一文”

が私的解釈。

私も最初は母上と一緒に考えてたんですよ。

『飲食店開業ノウハウ』的な本の最初の方に載ってましたから。

どんなコンセプトにしようか、

なーんか小洒落た言葉使ってみたり、

ニュアンス的なのでぼやかしてみたり、

しかも、母上とお互いに納得するものにしなきゃいけなかった訳ですから?

中間案をとってみたりと

色々コネコネこねくり回したりしてみたんですけど…

結局フワッと決まったんだか決まってないんだか

2人が「これでいこう!!」ってならなくて

あーだこーだやってる内にオープンしちゃって…

ごめんなさい。脱線しました。戻ります。

「誰に・何を・どんな風に提供するか」のブレない軸。

=“一発でどんな店なのか伝わる一文”

これだけ。たったこれだけ。

これがあるのと無いのとで、

洗濯板か、全自動か!!(なんなら乾燥機能付きか!!)

ってくらい変わります。

っていうのも、ゼロからお店を作る時って、ひたすら”選択”の連続…

  • メニューは?ドリンクは?お冷は?
  • 看板は?内装の雰囲気は?
  • 食器は?照明は?BGMは?
  • 価格帯は?営業時間は?

無限にあるこの一つ一つの選択を決めるための基準になってくれる。

それがコンセプトなんです。

軸になってくれるコンセプトあれば、

「うちの店には、コレ!」って即決できる。

軸が無いと、「あ、コレ好きかも〜コレ…?」って、

その場の気分とか自分の好みで決めちゃう。

…そう。施工編で散々やらかした”感覚で即決”。

アレの正体はコレでした。笑。

照明を見た目で選んで薄暗くなったのも、テーブルの幅をなんとなくで決めたのも、

根幹にあるのは

「コンセプトを決めてなかった。」=「軸が無かった。」から。

コンセプトってただのオシャ用語でもビジネス用語でもなくて、

毎日の波のように押し寄せてくる”選択”と“決断”を助けてくれる実用ツール。

装備して開業準備に挑むことをオススメします!!

コンセプトを決めずに始めるとこうなる。〈どんぶりオヤコの場合〉

「何のお店?」に答えられない。

居酒屋の居抜きだったこともあって、施工期間中から近所の方が「アラ、今度は何屋さんになるの?」って様子を見に来てくれる方が何人かいたんですけど、「カフェになります〜よろしくお願いします!」って言っても何だか訝しげな顔をして帰られる方が多かったんですよね。(とりあえず決まってるのはちゃんと料理を出す“カフェ”ってことだけだったんで。)この“カフェ”っていうのも結構落とし穴で、私世代(現ギリ30代)だと、ランチしたりデザートあったり、夜はちょっとお酒飲めたりってイメージあると思うんですけど、母上位になると“カフェ=喫茶店=コーヒー出す店”。“カフェ”ってワードの印象が世代や人によって違いすぎるのと、「カフェ」だけじゃ全然具体的なイメージが湧かない。っていう。これまた恐ろしいのが、オープンして実際に料理も提供してるのにまだ答えられない。コンセプトが無いので『自分たちがおいしいと思っていて、作れるもの』をただメニューにしてたから、一貫性も無いし一言でビシッ!と説明出来なかったんです。

何だかよく分からない個人店は入るの躊躇されて当然ですよね。泣。

毎回ゼロから。

ノーコンセプトで開業準備。施工業者(Gパンおじさん)さんとの意思疎通がうまくいかないだけにとどまりません…酒屋さんに見積もりお願いしても、なんだかトンチンカンなラインナップであがってくるし(酒屋さんからしたら、こっちが何したいか分からないから取り敢えずスタンダードな所持ってきてくれただけで何も悪くない。)、そして恐ろしいのは開業準備中だけにあらず、オープンしてからも続きます。広告に載せる文章も毎回ゼロから。チラシのデザインも毎回ゼロから。キャンペーンに参加するかどうかも毎回ゼロから。何をするにも毎回ゼロから。この“ゼロ”からが無駄に削られる…

コンセプトがあれば7〜8割は省エネ出来たのにぃぃ〜キェ〜泣。

毎度小競り合い。

まぁ、オヤコなんでね。良い時もあれば悪い時もあります。他人同士だって何か大きな決断をしよう!って時には衝突が生まれるもんです。ハイ!オヤコでやるのは他人とやるより20倍やりづらいです。〈コンセプト設定×オヤコ〉とか食べ合わせ悪過ぎ案件。まず自分の熱い想いとか語るの恥ずかし過ぎるし、“カフェ”ってワード一つとっても通じないし、私が学校で勉強してきたこと(学生の時MD専攻だった。)言ってもイマイチ信用されてないし、なぜか他人だと許せることもオヤコだと許せなくなる謎ムーブも相まって、結局お互いハラオチしないままお店はオープンの日を迎え、コンセプトの話になると険悪ムードになるので避け続け、コンセプトが無いから良し悪しの基準も無く毎度小さなことで各々の意見が立ち上がってきて小競り合い。っていう…正に負のスパイラル。普通に4・5年はこんな状態だった気がする。

キツくても 決めときゃ良かった コンセプト

コレだけは決めてた。

コンセプトがないままストレスフルな日々を送っていた私ですが、

心の中でひっそり決めていたことがあります。

それは

“ターゲット”=自分

ってこと。

(未だに母上に言ってないけど。)

高い学費を払ってくれた母上に感謝ですね。(結局。笑。)

いちおうMDとかマーケティングの知識があったんで

『たった一人の“ターゲット”を決めることがコンセプトを決めることと同じ位大事。』って感覚がうっすーらあったんですね。

これを足掛かりに

コンセプトは宙ぶらりんのまま10年なんとかやってこれました。

(オススメしてないよ?みんなはちゃんとコンセプト決めてね?笑。)

まとめ:コンセプト無しでも、死なない。でもちょー痛い。

本日もご清聴ありがとうございました。

コンセプトを決めずに走り出した、どんぶりオヤコの失敗談。

いかがでしたでしょうか?

もー、思い出すだけで疲れます。笑

「何のお店?」に答えられず、何をするにも毎回ゼロから、オヤコで小競り合い。

コンセプトが無いって、派手な失敗じゃないけど、ボディーブローのようにジワジワ効いてくるんです。(ボディーブロー受けたことないけど。笑)

そして!この失敗をしたからこそ自信を持って言えることがあって…

コンセプトは、絶対に決めといた方がいい!

さらに!コンセプトと同じ位…いや、ある意味それ以上に大事なのが

「ターゲットを決めること」!

私がコンセプト宙ぶらりんでも10年なんとかやってこれたのは、心の中で”ターゲット=自分”だけは決めてたから。たった一人、「この人に来て欲しい!」って人が決まってるだけで、迷子でもとりあえず生きてました。

次回予告

ってことで、今回はいつにもましましで「失敗談」でしたね。

結局どうしたらいいのさ?って声が聞こえてきますね〜

次回は反省を活かして、「コンセプトの作り方編」。

って言っても、私ですからねー

「こうやって決めれば良かった!」もあるけど、「これだけはやめとけ?」って感じかな〜

コンセプト作りの第一歩=ターゲット決めの話も少々。

(そしてその”ターゲット”については改めてどっぷり深掘り致します。なんたって私の場合”自分”ですからね…語ることが多すぎる。笑。)

それでは、また次回!!


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