飲食店の内装業者さん選び|ツテなしコネなしで失敗しないために

こんにちは!お世話して下さい!(切実)

親のすねかじって夢叶えちゃったチート野郎こと、すねっかじりムスメのまいくまです。

私、10年程前から母上と夢の“カフェ”を営んでおります。

前回はその“カフェ”をオープンさせた時の“プレオープン営業”のお話をさせていただいたのですが

時は少し戻りまして…

物件が決まっていよいよ自分たちのお店にするための店舗改装に入った辺りのお話を聞いていただきたいと思います。

やっと自分たちの手に届く物件を見付けて

こむずかし〜契約も済ませて

レジはここかな〜って

素人なりに設計図書いてみたり

どんなテーブルにしようかな〜とか

何色の壁紙にしようかな〜とか

内装をイメージしてみたりね!

夢は膨らむばかり♪

イメージを伝えたらあとは業者さんが仕上げてくれるのを待つだけ。

コレコレ!私がホントにやりたかったのはコレなのよ!!ってフェーズに入りたいところですが…

ボーっと生きてんじゃねーよ!!(by チコちゃん)

なんですね!!笑

自分の店だからって思い通りになると思ったら大間違い!!

ボーっとなんかしてらんない!!

これからお店を持とうとしている方たちの参考になれれば儲けもん!!

本日もよろしくどうぞ。

居抜き店舗でも施工いる?|プロに任せる vs DIY

初期費用を安く抑えるために居抜き物件選択!!

出来る所は自前のDIYでトコトン節約!!

理想の飲食店を低コストで実現させる裏技DIY紹介しちゃいます!!!

っていう夢と希望に溢れたお話ではなくてですね。

結論から言いますと、どんぶりオヤコは普通に施工業者さんにお願いしました。

じゃあプロにお願いして、「理想のお店が完成したのね?」って聞かれますと

答えはNO!です!!

もうちょっと希望をもたせた言い方をすると

予算が足りなくて完成まで届かなかったっていう。

そこも踏まえて

10年経ってもあそこはプロにお願いして良かったな。って所と

コレは自分でも出来るぜ!!って所と

まとめてみたので参考までに!

絶対プロに任せるべき】ゾーン(命・法律・資格が絡む)

ここはもうケチらずにプロに任せましょう!!素人が手ぇ出しちゃダメ、絶対!!!

  • 電気工事(資格が必須。無資格でやると違法&火災リスク)
  • ガス工事(同上。命に関わる)
  • 水道・給排水(漏水したら階下被害・営業停止リスク)
  • ダクト・換気(重飲食は特に。保健所・消防の基準あり)
  • 防火・消防設備(法令基準クリアが必要)
  • 保健所の許可に関わる部分(シンクの数・位置、手洗い場など基準が細かい)

私たちは厨房設備はお任せ。収納スペースなんかは自分たちが使いやすいように手を加えていったなー

【自前でいける】ゾーン(見た目・雰囲気系)

こっちは失敗してもまぁまぁ笑って済むゾーン。センスとやる気で節約出来る!!(時間の掛けすぎには要注意。)

  • 壁の塗装・ペンキ壁紙・ウォールステッカー(これは命には関わらないけど、私的には自前でいくのメッチャ微妙なライン。範囲が広いから時間がかかるし、他にもやらなあかんことはおてんこ盛りなので。)
  • 棚や装飾の取り付け(軽いもの)
  • 看板の一部・メニューボード
  • 照明の傘やインテリア小物
  • ガーデニング・グリーン

ポイントになる考え方:やり直しがきくか/命と法律に関わるか」で線引きするとわかりやすい。
インテリア類は失敗しても作り直せるけど、電気・ガス・水回りの失敗は命取り。

内装ショボくても、大丈夫。

ここまで読んで

「え!?じゃあお金なかったら残念なお店になっちゃうの?」って

不安過ぎますよね。

大丈夫!!(珍しく自信アリ。)

何の根拠があって!?って所なんですけど

実際の所、私たちのお店はオープン時に(私の)希望の半分もお金掛けられなかったし、

“理想のお店”からは全然程遠い完成度だったけど、

10年以上経った今日も普通に営業してるから。笑

(オープンからコツコツ改良してって、今でも「完璧!!」とは言えなくても結構気に入ってる。)

コレは日々営業する中で私が何となくそうなのかな〜思ってるだけで、お客さんから聞いた訳じゃないんで、その体で読んでいただきたいんですけど…

——お客さんにとって重要なのは、内装の豪華さじゃない

凝ったインテリアとか洗練された空間のオシャレな店でも、

なんか不衛生だったり、

行く度に閉まってたり、

不定休どころか営業してることの方が少ない!!

(最近この手の営業スタイル結構あるけどコレは商品なり、店主なりの求心力がバグってること前提で初めて成立するヤツ。)

ってお店だと、なんだか行かなくなっちゃうんだよね。

(私もお客さんの立場なことあるから分かる。)

逆に、内装は素朴でも——(良い言い方!!)

Googleで調べた通りの時間にちゃんと営業してて

店内はお掃除が行き届いた清潔な空気と美味しい香りで包まれてて

いつでも変わらず、安心してごはんが食べられる

こういうお店の方がリピートしやすいなって思うようになりました。

とは言えね!やっぱり自分のお店持つからには好きな感じにしたいんですよね〜

分かるよ〜過ぎる程分かる!!

まぁ最初の内装はプロの施工で”安全な土台”を作っていただいて、

あとはするめを噛みしめるように少しずつ、DIYでもオープン後でも育てて楽しんでいけますからね。

飾りのために最初に借金はオススメじゃないですよ〜

清潔さと誠実さ。これはお金がなくても完璧に出来る!!

ツテなし。コネなし。どんぶりオヤコの施工業者探し

物件の目処も立ったタイミングで契約と並行しながら、内装をお願いする施工業者さん探し!!

理想のお店を作ってくれる業者見付けたるでぇ〜

って息巻いてたのも束の間。

…我々どんぶりオヤコ、飲食業界にツテもコネもございません。

「イイ業者さんいない?」なんて聞ける知り合いもいない。

とりま、ググってみる。

「◯◯市 カフェ 内装業者」やら「◯◯市 飲食店 施工業者」やらで検索して、出てきた会社をポチポチ…

こうして当時のことを思い返しながら記事を書いてると、急にクるんですね〜

紹介してくれそうな人いましたやん!!

まず、

物件を借りた不動産屋さん(例のアズマさん)

我々以外にも面倒見てる飲食店さんあったし、聞いたら絶対教えてくれた。

あと、

知り合いじゃなくても、近場で素敵!!って思うお店があったら事情を話して普通に聞いちゃえば良かったじゃん!!って。笑

「素敵なお店ですね。自分たちも飲食店始めようとしてて施工業者さん探してるんですけど、良かったらどちらに頼んだか教えていただけますか?」

って。

(知らない人になんて言ったら良いか分かんない!!って方はコレそのまま読んで下さい。教えてもらえるかどうかは別として、コレ言われたからって大体の人は嫌な気持ちにはならない!!)

今なら出来るんだけどな〜

私たちってホントに正真正銘オヤコでして…笑

二人揃って「よそ様に頼る」っていうのが超苦手なんですよ。

なのでこの「ヒトに聞く」って発想が無かった。

今はネットに加えてSNSも進化してて好きな雰囲気の内装業者とかも見付けやすいとは思いますけど、見せ方が素敵な所はお値段が素敵な場合も多いですから。

初期費用抑えたい場合は

是非、この「ヒトに聞く」。

選択肢に忍ばせてみて下さい。

候補は2社。しかし1社は即脱落。

ヒトに頼るの超苦手などんぶりオヤコ

頼りはGoogle先生のみ!!

で、探した結果——

近場・予算内でやってくれそうな会社は2社しか見付かりませんでした。

「相見積もりは3社取れ」って言うじゃないですか。

でも現実、条件(近場・予算内)で絞ると、そんなに都合よく何社も出てこないんですわ。

そしてそして〜ここで2つ目の反省ポイント!!

実は「うわ、こんなお店にしたい…!!」って理想の施工例を載せてる会社もあったにはあったんです。

でも、施工例に書いてある価格を見て、

ですよね〜。って華麗にスルー!!

今思えば、ダメ元で見積もりだけでも取ればよかった。

もしかしたら

「予算内ならここまで出来ますよ」って

提案があったかもしれないのに!!

と今になって思ふ。

これは内装工事に限らず、実際に見積もり取って、やり取りしてみて分かることって沢山あるんだな〜

と反省。後悔はしない。反省ね!

最後は結局、金なのか…

残ったというか頼めそうな2社で相見積もりを取った結果——

1社は、見積もりの時点で予算オーバー。

そして最後に残った1社が「予算内でやりますよ」と言ってくれたので、そちらでお世話になることになりました。

はい。決め手は金額ですね。

だって払えるお金は決まってるんですもの!!

「理想のカフェを作る」<「予算内で飲食店を開けること」

ここはねー母上が財布の紐を握っててくれて良かったな〜って切に思います。

多分一人だったら、「どうせやるなら!」って諦め切れずに初期投資が膨らんで、

普通に“借入”って選択肢を選んじゃって、

お店を軌道に乗せるまで続けていけない位しんどかったと思う。

金額と同じ位、譲れない条件。

決め手は金額!って言い切っちゃいましたけど、

実はもう1つ、これだけは譲れない!って条件がありました。

それは——

飲食店の施工をやったことがある会社かどうか。

「プロに頼むならどこに頼んでも一緒でしょ?」

って思うじゃないですか。私は思ってました。

でも飲食店って、普通のお店や住宅とは全然違う”特殊工事”がメチャクチャあります。

例えば——

  • 排気・換気(ダクト):料理の煙やニオイを外に出す。ここがショボいと店内モクモク&ご近所トラブルの元
  • 給排水:厨房は水をジャバジャバ使う。配管が弱いと後で泣く
  • ガス・電気の容量:業務用の機器はパワーがいる。家庭用の感覚だと足りない
  • 保健所の基準:シンクの数・位置、手洗い場、床や壁の素材まで細かいルールがある。これクリアしないと営業許可が下りない

…もう、何をおっしゃっているのか分からないんですよね?

同じくです!!笑

この意味不明かつ難解、しかし避けては通れないミッションの数々を

飲食店の施工に慣れてる業者さんなら、

「あ、それだと保健所通らないですよ」

「ここはこうしないと後で困りますよ」

ってあらかじめ教えてくれます。

更に酒屋さんや厨房機器販売業者ともパイプがあるので

もーなんか色々話が早い!!(色々あったが、ありがたかったな…)

逆に、飲食店の経験がない業者さんに頼むと、キレイに仕上がっても

「営業許可の基準を満たしてない」なんて事態になりかねんのです!!

やり直しからの、追加費用からの、予算崩壊!!

って詰まないためにも

「安い」だけじゃなく「飲食店をわかってる」

ここは絶対に外さないでいただきたい。


“相見積もり”って色々見える

私が2社から“相見積もり”をとって実際思ったのは

「全然違うな〜」

ってことです。

―相見積もり1社目―

おじさんが作業服で1人できて、店内と厨房を見て回って軽く質疑応答。

20分かからない位で帰っていって後日届いた見積もり書は初っ端から予算オーバー。

当時は私も小娘だったんでよく分かってなかったですけど

今なら分かる!!(伊達に年喰ってないわよ!!)

この1社目は、うちの仕事受ける気無かったんだな〜って。

善い悪いじゃなく、会社にとってベストの選択をすることがおじさんの仕事であって

おじさんからすると…

見積もり依頼きたから来てみたら?

待ってたのは、訳分かってなさそーな上に気の強そーな母子2人だし?

居抜きだけど古いし結構手がかかりそうな案件な上?

「予算は300万以内で。これ以上は出せません!」て!!?

うーん…ヨシ!やめておこう!もっと条件の良い案件があるわ!!

ってなるなる。なりますよ。(注:妄想です。ごめんね。おじさん。)

―相見積もり2社目―

2社目は2人でやってきました。

スーツで髪もきっちりセットした男性と

ジップアップのパーカーに細身のGパンおじさん

挨拶もそこそこに予算伝えて、

店内と厨房見てもらったんですが…

うちの施工に入ることをすごい前向きに考えてくれてるんだな〜って

…うん。すごい前向き。前向きっていうか前のめり!!?

Gパンおじさんがすごいグイグイ系で、

まだお願いするって決めてないのに

「ここはこうしましょう!」

「お酒置くの?酒屋さん紹介するよ。冷蔵庫とグラスもらえるから!」

って、アレ?もう契約したんだっけかな?ってテンション

もーGパンおじさんのアイデアが止まらない止まらない!!

取り敢えず、社長さんに心配だった予算面を念押し。

後日、予算の範囲内で見積もりをいただけたので

Gパンおじさんにお願いすることにしました。

(不安が無いと言ったら嘘になるが、選択肢も無い故。)

まとめ

本日も長々とお付き合いいただき、ありがとうございます。

施工業者選びで伝えたかったことをギュッとまとめると——

施工業者選びで大事なのはこの3つ

① プロとDIYの線引きは「命と法律」で判断
電気・ガス・水道みたいな命に関わるとこはケチらずプロ。雰囲気づくりは自分の手で。

② 探すなら「ヒトに聞く」も忘れずに
ググるのは大前提。でも不動産屋さんや素敵なお店に「どこに頼んだか」聞くのも超有効。

③ 決め手は金額、「飲食店をわかってる」は絶対条件
安さだけで選ぶと保健所で詰む。「予算内 × 飲食店経験アリ」で探すべし!!

次回予告

どーにかこーにか施工業者さん(Gパンおじさん)にお願いすることが出来たどんぶりオヤコ。

「やっと理想のお店ができる〜♪」なんて浮かれてる場合じゃないんです!!

ここからがホントの戦いの始まり!!

グイグイ系Gパンおじさんとバトルに次ぐバトルの日々!!

次回「Gパンおじさん VS どんぶりオヤコ | 飲食店が出来るまで」の巻。

任せきりにしちゃダメ。素人でも訳分かんなくても見てなきゃダメでした。

お楽しみに♥


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